個性派メイクはスパークルアイから挑戦
1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のビューティ週刊紙「WWDビューティ」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuがリアルな目線を生かし、「このニュースからはコレが見える」という切り口でさまざまな記事につぶやきます。
P.6-7「個性に合わせた多彩なヘアメイクこそが多様性」
読み解きポイント「自由なので!ランウエイメイクも日常に落とし込む」
ニュースのポイント
他の都市に先駆けいち早くダイバーシティーを訴えたニューヨークのデザイナーたち。ファッションと連動するようにビューティも多様な肌・髪質、骨格への対応が必要で、そのままの素材を生かすスーパーナチュラルルックや、画一的なヘアメイクではなく、モデルそれぞれの個性を生かした複数のヘアメイクを施すショーが増加した。2020年春夏コレクションでは61人のモデル全員に異なるヘアメイクを施した「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」を筆頭に、各々の個性を生かす自由なメイクがトレンドになった。
Azuはこう読む!
来季のトレンドは?いま、ファッションが私たちに訴えかけるものは何かしら?ピュアに胸が高鳴る洋服は……?という観点でファッションウイーク眺めるのに加え、最近はビューティ沼にもハマり始めているのでランウエイメイクにも興味津々。今までは「そんな派手なメイク、日常で真似できるかーい!」と思っていたのですが(笑)、要素をピックアップしてミニマルに変換すれば、意外とデイリーにも応用できるのでバックステージのレポートもチェックが欠かせません。
今回NYコレクションを眺めていて一番ときめいたのが、「マーク ジェイコブス」も手がけるヘアメイクアップアーティスト、パット・マクグラス(Pat McGrath)による「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のギラギラスパークルメイク!あの夢のラッフルドレスの迫力にも負けないくらいのド派手メイクです。レッドブラウン、パープル、ピンク、シルバーのグリッターで眉まで覆ったアイメイク、そして耳を丸ごと&顔の輪郭を縁取りするように塗られたグリッターが、とにかくファビュラスでクール!中性的で力強い顔立ちのモデルが放つエレガンスを見事に引き出していました。
日常でまるっと真似することは難しいですが、洋服と合わせた色使いやマットなリップ&スキンとスパークルな目元で作る面白いバランス感など、参考にできる箇所はたくさんあります。しかも使用したコスメは彼女のオリジナルブランド「パット マクグラス ラボ(PAT McGRATH LABS)」の製品なので、実際に購入できるのです。公式インスタグラム( @patmcgrathreal )ではショーのルックにしっかりショップナウ導線をつけているのでついチェックしてしまうのですが、「トモ コイズミ」で使われた10色入りのアイシャドウパレット「MothershipVI : Midnight Sun」は、お値段1万4000円。しかも日本へのシッピングがフリー……。はい、カゴまでは入れました。
コスメは実物を見てから買いたい派なのでパリの「セフォラ(SEPHORA)」で買おう!と意気込んでいたのですが、どうやらパリでの取り扱いは無いようで落胆。とはいえECにはさまざまな肌色で試した画像や動画が豊富に掲載されているので十分分かりやすく、とりあえずミニパレットを注文しようかなと思っています。
日本でキラキラ派手なメイクをするとヴィジュアル系?と言われそうですが(顔立ち的に無理ですが)、この秋冬はファッションの楽しみ方と同じように、自分の個性を無理なく際立たせるメイクをキラキラスパークルなアイシャドウで挑戦します。まずはアイブロウにラメをほんのり足すところから!